ご質問ありがとうございます。
トリオ検査の必要性については、医師やクリニックよって意見が分かれるところだと思います。ご質問者様のクリニックの院長が言うように、数年の間に子宮の状態が変わっている可能性は考えられると思います。
ここで言う子宮の状態の変化とは、子宮内膜フローラの割合や、子宮内膜炎の有無です。
子宮の受容期がわかるERA検査ですが、子宮内膜炎があると正確に判定できず、ズレてしまうという報告があります。
妊娠、出産の経験があるということでしたので、選択肢としては3つあるかな、と思います。
①とりあえず検査せずに1〜2回移植して、着床できなければ、トリオ検査を行う。
②EMMA、ALICE検査を行い、異常がなければ、そのまま移植。異常があれば治療した後に、ERAをやった上で移植
③トリオ検査をしてから移植
①はコストが抑えられる可能性がありますが、凍結胚が無駄になる可能性もあります。
③は、コストがかかりますが、胚を無駄にする可能性が下がります。
②はちょうどバランスをとった選択肢で、妊娠歴があるからできることかな?と思います。
必須の検査ではありませんし、妊娠歴もあるので個人的にはやらなくても良いかなと思いますが、胚が無駄になってしまうことも事実ですので、よくお考え頂ければと思います。
無事にご妊娠、ご出産に至ることをお祈りしています。
コメント