ごあいさつ
EBR referneceにご訪問頂き誠にありがとうございます。
はじめまして、私は現役で胚培養士をしております、ぶらす室長 (@goodembryobaby)と申します。
私は大学時代に繁殖生物学、生殖工学と出会い、その魅力に引き込まれて動物の胚発育や着床などの研究に没頭しました。
博士号を取得後、不妊治療専門クリニックに就職し胚培養士としてヒトの生殖補助医療に従事するようになりました。
もともと研究やデータ解析が好きだったため、国内外の学会で何度か発表をさせて頂きました。また、日本卵子学会認定の生殖補助医療胚培養士資格、不妊カウンセリング学会認定の体外受精コーディネーターを取得し現在に至ります。
日本の不妊治療の問題点
日本では、不妊治療専門クリニック数が世界一と言われています。 その一方で、治療成績は世界的に低いと言われています。
果たして本当に日本の不妊治療成績は低いのでしょうか?
いろいろと問題点はありますが、そう言われる大きな原因は以下の4点だと考えています。
・ 治療、培養技術にガイドラインがなく、スタンダードがない
・ クリニックの技術・知識格差が大きい
・ 成績の出し方にスタンダードがなく、監査機関もない
・ 成績の悪いクリニックでもそこそこ儲かる仕組み
タイムリミットのある患者様にとって、クリニック選びは死活問題です。
にもかかわらず、情報は少なく、そして世界一数の多いクリニックの中から良質なクリニックを選び取るのは大変難易度が高いと言わざるを得ません。
EBR referenceの目的
以上3点を目的に運営しています。
本サイトのポリシー
・ できるだけ新しく、正しい情報発信を行う
・ クリニック、医師に忖度しない情報発信を行う
・ 詐欺まがいな商材や組織の紹介をしない
以上3点を厳守致します。
※ 解説が間違っていることがありますので、ご指摘頂けたら幸いです。(訂正させて頂きます)また、できる限り正確な情報を提供するように努めておりますが、正確性や安全性を保証するものではありません。詳しくは免責事項をご参照ください。
終わりに
不妊治療中の患者様が1日も早くお子さんにお会いできる日を心からお祈りしています。少しでもお力になれれば幸いです。