移植時のホルモン測定の必要性についてですが、これは医師の間で賛否が別れているようです。
エストラジオールについては内膜を発育させるホルモンなので、移植日の血中濃度はほぼ関係ないと思います。
一方で、移植日のプロゲステロン値が低いと妊娠率が低下する傾向にあるという報告と、全く変わらないとする報告があり、賛否が別れています。
また、P4補充の薬剤の形状によって移植日のホルモン値も異なるようです。
不安がある場合は、膣錠+経口により補充しているクリニックもあります。
おそらく医師いう通り、移植日のホルモン値よりも内膜厚の方が妊娠に重要であると考えられていると思います。
内膜が育っているのであれば、ホルモン補充は効いているのではないかと思います。
ただ、内膜厚8mmは移植可能ですが、決して厚くはないのでそこに関して医師と相談した方が良いかもしれません。
また、5AAと胚盤胞の中ではトップグレードの胚ですが、妊娠率は50%〜60%であり、決して100%ではありません。
着床しなかった原因が、内膜か胚かはわかりませんが、1回の移植で妊娠できる可能性はもともと半分くらいしかないと考えて頂ければと思います。
コメント